お惣菜屋さんは儲かる?自宅で惣菜屋開業する方法と注意点 | 【自分に向いている仕事】を見つける方法

お惣菜屋さんは儲かる?自宅で惣菜屋開業する方法と注意点

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家でたくさん作ったお惣菜を近所に住む高齢の方におすそ分けしたらとっても喜ばれました!

この辺にはお惣菜屋さんがなく、スーパーやコンビニの惣菜は種類が少ないので、すごくうれしかったそうです。

 

「そんなに喜んでもらえるなら、小さなお惣菜屋さんを始めたら儲かるかしら?」

お料理好きの人なら自分のお店にチャレンジしてみたくなりますよね。

 

個人のお惣菜屋さんが儲かるかどうかは、

立地(場所)や経営方法によって異なります。

需要が高く、競争が少ないエリアであれば成功する可能性が高いですが、食材の仕入れや労働力などのコスト管理も重要です。

 

また、お惣菜屋さんで開業する場合、

食品を扱う設備やお店の家賃の支払いなども高額となります。

資金の調達をどうするか?についても考えなくてはなりません。

 

すべて自己資金(貯金)で賄えるなら良いですが、多くの人は開業時に『資金調達』を行います。

お店の開業における資金調達の方法としては、親族や銀行、日本政策金融公庫などから借入を行ったり、

開業支援を行う投資家に初期費用を出資してもらう方法があります。

お惣菜屋さんを開業するときに、いろんな人に応援してもらえるなら助かりますよね!

 

先日、『起業の学校』のオンライン講座で、こんな話がありました。

個人がお店を開業するときの資金調達で、投資家はどのような点を考慮してお金を出資するかしないかを判断しているのか?

参加者のみんなで考える時間があったんですね。

 

「お店を開業したい理由や熱意をアピールする!」

「すでに地域にあるお店や規模、人口などの市場調査をデータで示す」

など様々な意見が出ましたが、どれも不正解でした。

 

そこで自分は

「私でしたら、お店を〇〇した結果を投資家に示します。」

と発言したところ、正解でした。

 

その答えを聞けば、きっと誰もが「あーなるほど」と思うようなことでも、

いざ自分がお店を出すとなると、夢や理想でアタマの中がお花畑になりがちです。

 

起業の学校 WILLFU』では、お店を出すときにどんな準備や知識が必要か?

オンラインの無料講座を体験できます。

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開業支援を行う投資家は何をチェックしているか?

この正解も、無料講座で教えてもらえます。

 

お惣菜屋さんに限らず、儲かる商売のシンプルな始め方を知りたいなら、起業の学校をチェックしてみてください。

 

ここからは、自宅で惣菜屋を開業する方法と注意点、

個人のお惣菜屋さんが成功するためのポイントについて紹介します。

 

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惣菜屋の開業【自宅をお店にできる?】設備や許可、衛生管理

惣菜屋を始めるには、どんな設備や許可が必要なのでしょうか?

 

自宅で惣菜屋を開業するなら家賃はかからないと思うかもしれませんが、

実は、家のキッチンで作ったものは販売できないのです。

 

家のキッチンでは衛生管理の基準が満たせないことが多く、

基準に合わせて改築する必要があります。

 

その衛生管理基準は、都道府県の条例で定められているため各地で違いがあります。

「○○県 営業施設 基準」で検索して確認してみましょう。

 

それから、惣菜屋を開業するには、

食品衛生責任者という資格が必要です。

 

この資格は各地域の食品衛生協会で、

約6時間の講習を受講すると取得できます。

受講費は1万円で、意外と簡単に取れる資格です。

 

ただし、栄養士や調理師などの資格保持者がいる場合は、

講習会の受講は免除になり届け出だけになります。

 

さらに、食品を販売するには

営業許可書」が必要になります。

 

営業許可を得るには、HACCP(ハサップ)という

国際的に認められている衛生管理に取り組むことが必要です。

 

HACCPでは検査や記録、監視の仕方が細かく定められ、

製品の安全性を確保される仕組みになっています。

 

〇品質衛生基準を満たした設備

〇食品衛生管理者の資格

〇HACCPに沿った衛生管理

この3つをそろえて、各地域の保健所に営業許可書を申請します。

 

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自宅で手作り食品に販売するには?営業許可のいらない食品

家でつくった惣菜を販売したいだけなのに、いろいろ面倒だなと思ったのではないでしょうか?

 

しかし、難しい法律をよく読み取っていくと、

ある食品を販売するのであれば営業許可がいらないものがあります。

その食品とはいったい何でしょうか?

 

営業許可のいらない食品は2通りあります。

営業許可のいらない食品①袋や缶に入った状態の食品

1つ目が袋や缶に入った状態で販売する場合です。

食品を仕入れて、販売する店はこれに該当します。

 

営業許可のいらない食品②農産物を加工しただけの食品

それからもう1つ、営業許可のいらない食品があります。

農産物を加工するだけであれば、営業許可は不要です。

例えば、焼き芋や焼き栗、綿あめ、焼きトウモロコシ、ポップコーンなどが該当します。

 

しかし、食品衛生責任者の資格は必要です。

営業許可はいらないですが、届け出は必要です。

厚生労働省にオンラインで届け出ができます。

 

ただし、「農産物を加工するだけ」という条件付きなので、

焼き芋にバターをトッピングしたり、ポップコーンにキャラメルを絡めたりすると、

営業許可が必要になります。

 

ポップコーンに塩を振るだけなら、特別に許可されている自治体もあります。

法律は頻繁に改正され複雑なので、よく確認することが大切です。

 

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個人のお惣菜屋さんが成功するための8つのポイント

個人のお惣菜屋さんが成功するためには、以下の点に注意することが重要です。

 

出店場所の選定

商業地や住宅地など、多くの人が通る場所が望ましいです。また、競合店舗の存在や周辺の需要も考慮しましょう。

開店費用を抑えるなら、自宅をお惣菜屋に改修する他、キッチンカーでの出店も考えられます。

 

商品の品質

品質の高いお惣菜を提供することが重要です。新鮮な食材や調理技術に注意を払い、お客様の期待に応える商品を提供しましょう。

 

多様なメニュー

幅広い種類のお惣菜を提供することで、多くのお客様のニーズに対応できます。季節限定メニューや健康志向、特別な食事制限に対応したメニューも検討しましょう。

 

価格設定

競合相手の価格や、お客様の支払い意欲に合わせて適切な価格を設定します。過度に高すぎる価格や安すぎる価格は避けましょう。

 

効率的な運営

原材料の調達や調理プロセスを効率化し、無駄を省くことでコストを抑えることが大切です。

 

マーケティング・宣伝

ソーシャルメディアやチラシなどを活用して、店舗の存在や特長を広める努力をしましょう。

たとえば、雨の日限定のお得なセールや店主の◯歳バースデー割引など、ユニークなキャンペーンも集客に役立ちます。

 

顧客対応

良好な顧客関係を築くために、笑顔での接客やお客様のフィードバックに耳を傾けることが重要です。

 

経営計画

収益や費用の管理を徹底し、予算を立てて経営を進めることで、収益を最大化できる可能性が高まります。

総合的に、地域の需要や競争状況をよく理解し、計画的な経営を行うことがお惣菜屋さんの成功につながるポイントです。

 

まとめ

競合の少ない地方でお惣菜屋さんを始めたら儲かりそうですが、

品質管理基準を満たした設備や資格、営業許可が必要です。

 

基準を満たすための設備投資に

ある程度の資金が必要になります。

 

農産物の加工だけならば、営業許可は不要です。

しかし、あなたの腕をふるうなら、

農産物の加工だけとはいかないでしょう。

 

準備がそろって、保健所の職員が審査に来て、

問題がなければ、2~3日で営業許可が下ります。

あなたの惣菜屋さん、がんばってくださいね。

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