子供がバレエの発表会に初めて参加する、というお母さんは、
本人以上にドキドキそわそわしてしまうものですよね。
「当日は舞台裏でのお手伝いをお願いします」と言われた方は、
「え?お手伝いって何すればいいの?」と不安になると思います。
お手伝いの仕方や内容は教室によって様々ですので、
何年も在籍している先輩ママさんに教えてもらうのが一番ですが、
まずは予備知識として、バレエ発表会の舞台裏についてすこし勉強しておくと、気持ちにもゆとりができます。
そこで今回は、
バレエ発表会の舞台裏のお手伝いを担当される「お母さん方の服装と持ち物」や、
発表会当日の流れ等についてお話ししていきます。
バレエ発表会の舞台裏お手伝いの服装は「黒い服&運動靴」がベスト!
バレエ発表会の親の服装は、
上下とも「黒い服」が一番ベストです。
なぜかというと、舞台袖で白い服を着ていると、
万が一見切れてしまった場合に、客席から目立ってしまうからです。
舞台裏では黒い服装、というのが常識です。いわゆる黒子(くろこ)ですね。
黒がなければ、紺色とかなるべく暗い色の服装を選びましょう。
また、靴(履物)は、ヒールはNGです。
リハーサル~本番は、親は、楽屋廊下や舞台袖をとにかくあちこち移動します。
本番中にコツコツと音をさせると舞台上や客席に聞こえてしまう場合があり迷惑となりますので、足音がしない動きやすいスニーカーなどの運動靴をおススメします。
一日中動き回ったり立ちっぱなしだったりすることも多いので、
着圧ソックスなどを履いて備えるのも大変役に立つと思います。
バレエ発表会の舞台裏お手伝いの持ち物リスト!エプロンのポケットに入れておこう
それから舞台袖に待機していると、ハプニングはつきものです。
例えば、衣装の留め具の糸が外れてしまった、とか、
髪のピンがはずれてしまった、とか。
ベテランのお母さん方だと、
舞台袖での子供達の急な事態に対応できるようにしている方も多いです。
- 針と糸
- ヘアピン
- 手鏡
- ペンライト
これらをエプロンのポケットに入れておくと安心ですよ。
舞台袖は暗いので、携帯のライトなどで照らす方も多いのですが、
もし準備できるなら小型の電池式ライトのほうをおススメします。
- プログラム
- 降板表
- 衣装の表
そしてプログラムのコピーや、
降板表といってどの演目で誰と誰が出るなどをまとめた表や、
教室で事前に配られる衣装の表などの資料は、
いつでも開けるように肌身離さず持っておく
ことが大事です。
特にリハーサルの日は順番が前後するので、慣れているスタッフでも頭が混乱することが多々あります。
資料はかならず携帯して、逐一確認できるようにしておきましょう。
バレエ発表会当日までの親の手伝いスケジュールも合わせてどうぞ!

まとめ
いかがでしたでしょうか。
バレエの発表会って、
お母さんたちのパワーがあってこそ成り立っている部分が非常に大きくて、
なかなか客席からゆっくり我が子を観ることができないかもしれません。
初めての舞台裏の係で、何をどうしたらいいのかわからなくて不安な方も多いですよね。
最初は慣れないので、戸惑って当然です。
でも、事前に把握しておくことや、準備しておくことをしっかりしてのぞめば安心です。
我が子と同じくらい、発表会の数日間お母さん達はすごく大変ですが、頑張ってくださいね。
舞台袖から至近距離で我が子が見れるのは、お母さん達だけの特権です。
正面から見るのもよいですが、舞台袖からの景色ってけっこう格別ですよ。
きっととびきりの表情を見れること間違いなしです。