緊張による吐き気を和らげる方法【知恵袋的対処法まとめ】
緊張がマックスになると、気持ち悪くなることありませんか。
人前で話すときや発表前に吐き気を催すと、周りの人にも心配をかけますし、自分でもどうしたらいいかパニックになってしまいます。
どうしたら吐き気を和らげたり、不安を和らげたりできるのでしょうか?
医者に相談すれば良いと言われるかもしれませんが、病院に行ってもこちらの話は軽く聞き流され、適当な診断で薬を渡されて終わり。
緊張による吐き気に自力で対処している人達は、いったいどう乗り越えているのでしょう。
知恵袋によると、自分で自分を言い聞かせたり、呪文を唱えたり、独自のストレッチ法でリラックスしたりと、みなさんそれぞれ試行錯誤されているようです。
ここでは、緊張による吐き気を和らげる方法について知恵袋的対処法を詳しく紹介します。
なお、知恵袋には逆効果となるアドバイスもあるため注意が必要です。合わせて解説します。
緊張で吐いたらどうしよう…不安を和らげる方法と知恵袋アドバイス
人前でのスピーチや発表会など、緊張で吐き気がしてくると、顔は青ざめ、呼吸が浅くなり、心臓はドキドキバクバクと飛び出しそうで、車酔いをしたかのように気持ち悪い…
「万一、人前で戻してしまったら」なんて想像してますます気持ち悪くなってしまいます。
同じような悩みを抱えている人たちは、どのように対処しているのでしょう。
知恵袋の回答やネットの体験談から、緊張と不安を和らげる方法を紹介します。
自分で自分に言い聞かせる
緊張してきたら、「誰も自分を見ていない」「注目されていない」と、自分に言い続けます。
よく他人は「だいじょうぶだよ」「気にしないで」と言ってくれるものですが、
自分に対して「だいじょうぶ」とか、「気にしない」という言葉を使ってもあまり効果がないそうです。
「落ち着こう」の言葉も、効果がないと言われています。
それよりも、緊張していない演技をする、練習通りに動くことを自分に言い聞かせるほうが効果的だ、というアドバイスがあります。
「目の前にいる人はカボチャと思え」「みんなジャガイモ」と言われることもありますよね。
不安な気持ちはあえて落ち着かせようとしないほうが、吐き気を抑えるにはよい方法かもしれませんね。
緊張を和らげる呪文を唱える
緊張を和らげるおまじないとして、呪文を唱える方法もあります。
「アマリリス」を17回言うだけで、緊張しないで話せると言われています。由来は、アマリリスの花言葉が「おしゃべり」ということからきているそうですが、効くのでしょうか。
心を軽くする言葉として、「ケセラセラ」「なるようにしかならない」というのもあります。
他にも、陰陽道の呪文やお経の1節を唱えて、不安を解消している人もいましたよ。
ストレッチでリラックスする
不安を和らげるために、ストレッチしてリラックスさせる方法もあります。
両肩に力を入れてストンと落としたり、両手を上に伸ばして、背筋を伸ばしたり、自分が気持ちよいと思うストレッチをすることで、心身ともにリラックスします。
吐き気をもよおす原因の一つに、過呼吸や頭痛もあります。ストレッチで改善できるか試してみましょう。
深呼吸や瞑想をする
ゆっくりと深呼吸をすることで、吐き気を和らげることができます。
吐き気がしてきたら、緊張をほぐすために、まず座りましょう。できれば膝を深く曲げ、ゆっくりと腹式呼吸をすると良いです。
瞑想も、不安を和らげ吐き気を軽減するのに役立ちます。軽く目を閉じて安静にすると、徐々に治まってきます。
適切な食事と水分摂取
スピーチや発表など本番前には、適度な食事と水分を摂ることも大切です。
万一吐いたら怖いからと食事を控えると、空腹や脱水で逆に吐き気をもよおすことがあります。
カウンセリングや心理療法を受ける
緊張の度合いが深刻で、専門家によるカウンセリングや心理療法を受けた人もいました。
カウンセリングを受けることで、緊張の原因やトリガー(どんな時に吐き気を催すか)が明らかになり、症状を軽減したり、日常生活において緊張を管理しやすくします。
以上のように、知恵袋の体験談やアドバイスは様々で、自分に合った方法を見つけることが鍵となります。
どれも試してみたけれど効果を感じられなかった人は、緊張の背後にある深層心理的な要因を掘り下げることが必要です。
緊張による吐き気の『根本的な原因』に対処する方法はこちらを読んでみてください。
5分~60分程度で「あがり症」を改善!?人前での極度の緊張を【根本的に改善する方法】
緊張による吐き気はなぜ起こる?あがり症の原因と危険なアドバイス
緊張による吐き気は、身体がもたらす強いストレス反応の一種です。
緊張による吐き気は、ストレスホルモンの放出や自律神経の乱れによるものです。呼吸が乱れ、胃腸の動きが不安定になることで、気持ち悪くなることがあります。
人前で話すときや大勢の前での発表時に、極度の緊張に陥ることを『あがり症』と言います。
あがり症の人は、「自分だけこんな状態で恥ずかしい」「人に相談してもしょうがない」と思い込み、自分でなんとかしようと抱え込むことが多いです。
しかし、自分に合う対処法を探すときには注意が必要です。
知恵袋などの情報には、鵜呑みにしては危険なアドバイスもあるからです。
たとえば、
「場数を踏めば、あがり症はよくなる」
という話を、あなたも聞いたことはありませんか。
でも、実はこれ、正しくないことをご存知でしょうか?
あがり症の方が、何の指針もなしに場数を踏んでしまうと、
↓
自分を責めることが習慣化し、
ストレスが高まってあがり症の症状がひどくなる
↓
さらに自分を責める
という、悪循環に陥ってしまいます。
つまり、あがり症は、場数を踏むと、
ますますひどくなる可能性があるのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、正しいアプローチの
あがり症改善法を学ぶことです。