食べることが好きなのに、人と食べるときは少食になってしまう…。
原因としては、
完食しなければならないというプレッシャーや、
食べ方を指摘されることへの不安が挙げられます。
ここでは、人とごはんを食べると少食になる原因と
3つの対処法を紹介します。
食が細くなる心理も説明しますので、
人とご飯をたべるときに食が進まなくて
悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
人とご飯を食べるのがストレス・苦手な原因。外食であまり食べられないのはなぜ?
人とご飯を食べるのがストレスになる、
苦手な原因は、人によってさまざまです。
主に言われているのは、
子供のころの『完食指導』です。
学校の給食を残さず食べましょうと先生に強く指導されたり、
手作りの料理や外食で注文したものは全部食べなさいと、
親から怒られたり躾されたことはありませんか?
完食指導で辛い目にあってきた人は、
人と食事をすることが「嫌な思い出」として
よみがえってしまうことがあるのです。
また、みんなと食事をしたときに、
食べ物が喉に詰まってしまったり
誤って飲みものをこぼしてしまったりして、
恥ずかしい思いをしたことがトラウマになってしまうこともあります。
食に関するトラウマが残っていると、
特に、正しいマナーを要求されるような会食の場面では、
食が進みにくい症状が出やすくなります。
これらは『会食恐怖症』といわれる症状の1つです。
普通の人でも、職場の偉い人と会食するとなれば、
緊張やプレッシャーで、豪華な食事も喉を通らなくなることがあります。
しかし、会食恐怖症は、特定の場面ではなく、
他人と食事をすること自体に困難を覚える症状です。
そのほか、遺伝的な体質や
セロトニンという脳内物質のバランスが乱れていることも、
会食恐怖症の原因とされています。
会食恐怖症の発症率は確かなデータはありませんが、
女性より男性のほうが発症している傾向があり、
高齢者よりも子供や若い人に発症が多く見られます。
人前で食事をすることが恥ずかしいと感じる人もいます。
ストレスや緊張でご飯を食べれないときの対策3選
ストレスや緊張でご飯が食べられないとき、
どのような対策をしたらよいでしょうか?
せっかくの会食ですから、
みんなと同じように食べたいと思いますよね。
自分だけ食べられなくて、
周りに心配をかけたくないと思う人もいるでしょう。
3つの対策を紹介しますので、
自分に合った対策を見つけましょう。
自分の症状をよく確認する
1つ目は自分の症状をよく確認することです。
ストレスや緊張でご飯を食べれないとき、
無理して食べるのはよくありません。
消化器官の働きが弱まっている恐れがあり、
腹痛や嘔吐のリスクも高まります。
ストレスや緊張でご飯が食べられないときは、
落ち着いて自分の症状を確認してみましょう。
食が細くなっても、飲み物は飲めたり、
好きなものは食べられたりすることもあります。
全部食べないと…と思い込まないようにしましょう。
周りの人に「緊張して食べられない」と伝えておくと、
心配されなくなるので、安心できる方法です。
カウンセリングを受ける
2つ目は、カウンセリングを受けることです。
たかが会食恐怖症といえども、
深刻な症状の場合もあります。
仕事やプライベートで大きな悩みになっている人もいます。
心理カウンセラーのサポートを受けながら、
自分の考えや思考を整理すると、
人と食事するときのストレスや不安を解消できる場合もあります。
潜在意識を書き換える
3つ目は、潜在意識を書き換える方法です。
食事に限らずですが、あなたは、
思うようにいかないことが多い人でしょうか。
自分を変えたいと思って
決意や努力をしても、うまくいかない。
これはいつもの駄目なパターンだとわかっているのに、
なぜか同じような行動を繰り返してしまう。
自分でどうにかしようと頑張るほど、
強いストレスや不安感が高まって、無力感を覚える…。
これは、あなたの問題ではなく
『潜在意識の問題』です。
私たちの思考、感情、行動は、
9割以上が潜在意識の支配下にあると言われています。
このため、自分自身の力で、
潜在意識をコントールすることは不可能なのです。
自分の嫌なところや悪いところを変えて
『理想の自分』になりたい人は、
潜在意識の書き換えが必要です。
詳しくはこちらを読んでみてください。
5分~60分程度で「あがり症」を改善!?人前での極度の緊張を【根本的に改善する方法】