いくら仲良くしていても、
ちょっとした行き違いや仲違いで、
なんだか気まずくなってしまうことはあります。
社会人になって
それほど深い付き合いではない人とも、
ある程度に人間関係を築かないといけなくなれば、
なおさらですよね。
とはいえ、
共通の友人の存在や
職場でのつながり、など、
気まずさをそのままにできないこともありますよね。
友人関係ならば、
一度距離をおいてしまうのも良いでしょう。
職場関係なら、
誰かお互いにつながりのある人に相談してみるのも、
手かもしれませんね。
今回は、気まずくなった人と話す方法と
関係を修復するヒントについてお話しします。
気まずい時に使える言葉「失言でした」「それはそうと～」
話の中で「あっしまった！」と、
気まずくなる原因を作ったことに、
すぐ気付ける場合もありますよね。
そんな時は、
うまく切り返してその場を取り持ちたいものです。
どんな言葉を使えば、
うまく沈黙を突破できるでしょうか？
言葉も大事ですが、
タイミングも大事だと思います。
沈黙の場面にならないよう、
瞬発力を持って、言葉を返せるようにしたいですね。
・謝る
自分が原因となる言葉を先に発したのなら、
まずすべきことは謝ることです。
「ごめんなさい。失言でした。」
この場合、「失言」という言葉が重要かと思います。
「間違ったことを言った」ことを謝罪していると伝わるからです。
状況にもよりますが、
「私が間違ってた。」と言ってしまうと、
ちょっと重たくなりすぎます。
うんと親しい友達との会話中なら、
「ごめん。言い方間違ってたね。」
とかでもいいと思います。
・話題を変える
難しいのは、相手の失言が気まずさを作った場合ですよね。
私なら、聞き流せることであれば、聞き流します。
ただ、その話題を続けるのはやはり気が悪いので、
がらっと話題を変えます。
その人が身につけているものをほめたり、
天気や季節の話題を話したりすると良いでしょう。
その際使えるのが、「それはそうと、」という言葉です。
話題を変えたいときに使う決まり文句ですよね。
暗に「今の発言、水に流します」
と伝えることにも使えるでしょう。
ただし、この言葉は、
自分が気まずさの原因のときには、
NGワードになります。
相手からすると、
「嫌なこと言ったくせに流そうとしている」と思われかねないからです。
また、相手の話が聞き流せないことの場合には、
いくら気まずくなろうと怒るのもアリです。
その場はさらっと流しておいて、
徐々に関係を切るのも手ですね。
気まずくなった友達や職場の人と関係を修復するヒント。関係を断つのもアリ
一度気まずくなった関係を修復するのは簡単ではありません。
それでも、関係を修復しなければならない場合もあるでしょう。
私個人で言えば、
ちょっとの気まずさで途切れるような関係は、
あえて切ってしまいます。
特に相手が原因の場合は。
反対に、自分のせいで気まずくなったとしても、
それでも一緒にいたい人なら、謝ります。
誠心誠意謝ります。
それでも許してもらえないときは、
諦めるしかないですけどね。
仕事関係でのある程度の気まずさは、
お互いに我慢する必要があると私は考えます。
すぐにパワハラやモラハラが騒がれる時代ですが、
ビジネスの場において、
それほどまでに「個」を優先してもらえることは当然ではないですし、
ある程度の諦めも必要ですよね。
そのあたりは、
仕事と自分の気持ち、どちらが大事か、
天秤にかけて考えてみてもいいのではないでしょうか。
まとめ
気まずくなった際の言葉かけや
修復のヒントについてお話ししました。
そもそも、大事にしたい人間関係なら、
気まずくなるような言葉は口にしないと思います。
相手や自分が発する言葉で、
お互いの関係をどうしたいと思っているのかがよくわかるでしょう。
大人になると、好き嫌いだけで人間関係を選べなくなりますが、
その中で、自分の心地良い関係を
たくさん築いていけるといいですね。
