一般的に、出世したいと思う人は多いですよね。
しかし、管理職に出世したものの後悔している人も中にはいます。
みずから降格願いを出して役職を降りる人もいます。
出世をしたい人からしたら考えられないかもしれないですが、
降格してよかったことには、どのようなものがあるのでしょうか?
ここでは管理職からの降格について解説していきます!
管理職ならなきゃ良かった…希望降格して良かったこと3選!
管理職の方が希望降格をすることは稀にあります。
また、現在進行形で悩んでおり、降格をしたいと考えている人もいるでしょう。
管理職は人によって合う合わないがありますし、
みずから降格して良かったと思うこともあります。
希望降格して良かったこととしては、以下のことが挙げられます。
ストレスから解放された
管理職ですが、幹部にまで上り詰めればストレスも減るでしょう。
しかし、実際は管理職といっても、
幹部と平社員の間に挟まれる中間管理職のことが多いです。
そうなると、まさに幹部と部下の板挟みになり、
大きなストレスを抱える人も多いです。
それに耐え切れないということで降格する人がいます。
責任の重さから解放された
上司の立場になると責任が大きくなります。
部下が何かしらのミスをしてしまった場合、上司の責任として客先に謝罪に行くこともあります。
また、チームとして成果が出ない場合にもまず槍玉に挙げられるので、
その責任に耐え切れず降格をしたという人もいます。
給料が上がった
管理職になると給料が上がると思う人も多いですよね。
しかし、実際には管理職になったことで給料が下がるということもあります。
管理職は管理職手当がつきますが、その分残業代は支給されなくなります。
ですので、バリバリ残業してお金を稼いでた人は、
管理職で給料が下がり不満が出ることも多いです。
このように希望降格して良かったことはいくつか挙げられます。
必ずしも出世して管理職になることが良いわけではないことがわかりますね。
管理職を辞める方法と、降格願いを受理されやすい理由
では、管理職を辞めたいと思った場合、どのように伝えれば良いでしょうか?
管理職を辞める方法は以下が挙げられます。
降格願いを出す
まず、管理職を辞めたいと思った場合に、
一般的に使われるのが降格願いです。
基本的には、退職願い同様に降格したい理由を記し、
上司に提出することで降格が可能になります。
ただし、降格願いを出しても受理されるかは、上司次第です。
降格願いを安易に受け取るのは管理能力が問われますし、考え直せと言われるのが普通でしょう。
それでも降格をしたい場合には、
やはり「心身の都合」を出すのが確実です。
管理職を辞めたいほどにストレスを感じているのであれば、心身の負荷も高まっていることでしょう。
心療内科などにかかれば、医師から何かしらの診断や方針を伝えられる可能性があります。
その旨を伝えれば、会社としても降格を受理せざるを得ません。
管理職に昇進後すぐ退職するデメリットや降格願いの書き方はこちらをどうぞ。
転職をする
管理職を辞めるということでしたら、転職をするのも手段の一つです。
現場にいたい、プレイヤーで活躍したいなど、
自分は仕事に何を求めるのか?希望や条件を、明確にしましょう。
転職サイトなどを使ってエージェントに条件を伝えれば、
あなたの希望を考慮した上で、良い転職先を探してくれます。
管理職を辞めても、給料アップした上で、
プレイヤーとして仕事をすることも可能です。
このように管理職を辞める方法はいくつかあります。
しかし、管理職を辞めると、再度出世することは、ほぼ絶望的となります。
よく考えた上で降格を検討してくださいね。
まとめ
管理職ですが人によっては合わないということはあります。
その場合、管理職を辞めることで良かったこともいくつかあります。
管理職を辞める場合には降格願いや転職をするなどの方法があります。
ただどちらにせよ、管理職を辞めた場合には再度出世をするのは難しいでしょう。
そのため、辞める場合にはよく考えた上で実行しましょう。
自分がどのような働き方が一番好きかを考えた上で、より良い働き方をしてくださいね。