仕事が土日休みでない場合、子どもの保育園はどうしたら良いでしょう。
飲食業やサービス業など、365日稼働している職場は多いですが、
保育園は日曜・祝日がお休みなのが一般的です。
子供を保育園に預けながら自分は働きたいと思っていても、
保育園が休みの日曜・祝日は、子供をどこへ預けたらよいのでしょうか?
今の仕事を続けられるか不安になりますよね。
実は保育園によっては、休日保育があります。
しかし、休日保育をやっていない保育園も多いのが実情です。
休日保育のできる保育園が近くに無い場合は、
祝日や日曜日は、仕事が休みの夫(妻)に子供を預けるのが一般的です。
または、夫婦ともに年中無休の職場であれば、
親が交互に仕事を休んだり、第三者の手を借りて乗り越える家庭もあります。
ここでは、保育園が休みの日曜・祝日の子供の預け先や、乗り切り方について解説します。
土日祝休みではない仕事をしている人は参考にしてみてくださいね。
日曜・祝日は保育園休み。サービス業やシフト勤務の人はどう乗り切ってる?
基本的に、保育園は日曜・祝日休みです。
しかし、サービス業やシフト勤務の人もいるため、
休日保育をやっている保育園もあります。
しかし、1か月前以上から申請が必要だったり、
料金が割高だったり、定員が限られたりしている園もあります。
そもそも、休日保育をやっている保育園自体が少ないのです。
では、年中無休で仕事がある人は、
どうやって子育てを乗り切っているのでしょう。
特に、夫婦ともにサービス業やシフト勤務の職場に勤めていたら、
日祝の子どもの預け先確保は悩ましいものです。
さまざまな方法を紹介します。
1つ目は、近所の実家や祖父母、親戚を頼る方法です。
子供が小さいうちは喜んで引き受けてくれるかもしれません。
しかし、あまり頻繁では嫌がられることもあります。
2つ目の方法は、友達やママ友に助けてもらうことです。
これも頻繁に頼むのは無理です。
体調不良など本当に突発的なときだけにして、
ふだんは他の方法を検討したほうがよいでしょう。
3つ目の乗り切る方法は、
ベビーシッターに預けることです。
料金が割高にはなりますが、気兼ねなく預けられる方法です。
4つ目の方法は、
地域のファミリーサポートを利用することです。
お住いの地域によりますが、
ファミリーサポートに登録して子供を預けたいと連絡すると、
近所の保育ボランティアが派遣されるシステムです。
保育する場所は、ボランティア宅が一般的ですが、
休日の受け入れ体制や料金システムは地域によって違います。
利用する場合はよく確認しましょう。
ここまで4つの方法をお話しましたが、
うちでは難しいなと感じた人もいることでしょう。
年中無休の仕事と保育園を両立させるのは
ハードルが高いのが実情です。
子供の保育園入園がきっかけで、
仕事を辞めて土日祝休みの職種に転職をしたり、
フリーランスや在宅勤務が可能な仕事を始める人もいます。
保育園 日曜・祝日に預かり可能な施設は少ない。日祝休みの仕事に転職する人も
ここからは、妻(女性)が年中無休の職場に勤めているケースについて、掘り下げて考えます。
日曜・祝日に子供の預け先を確保する方法として、
現実的に一番頼りになるのは、夫です。
しかし、土日休みの夫でも、
子どもの相手なんてもってのほか、自分を休ませたいと考える男性も多くいます。
職場によっては、休日出勤時に子供を連れて行く人もいます。
昔と比べて、子育てに協力的な時代です。
しかし、職場によっては子連れで勤務できない場合も当然あります。
サービス業や飲食業など、今の仕事や職場が気に入っていても、
出産を見据えて、子供の預け先が確保できないことがわかって、
平日勤務や在宅勤務が可能な仕事に転職(または退職)する女性が多いのが実情です。
また、土日祝に休める仕事は、どうしてもオフィス職が多いです。
女性に事務職が人気なのは、事務仕事が好きな女性が多いというより、
「日曜祝日に小さな子供の預け先を確保できない」
「他に選択肢がない」日本の子育て環境も大きく影響しているのです。
まとめ
今回は、祝日や日曜日に子どもの保育園をどうするかについて考えました。
職場が土日休みでないとか、カレンダーどおり休めない職場の人は多くいます。
結婚・出産をしても仕事を続けたい女性や
共働きを望むカップルにとって、
保育園が休みの日曜・祝日の乗り越え方は気になるところです。
都会の保育園であれば、休日保育をやっている場合もありますが、
日曜日・祝日も年中無休で開いている保育園は、非常に少ないのが現状です。
休日に子供を預ける先としては、
夫や近所の実家や親せき、ママ友、ベビーシッター、
地域のファミリーサポートが挙げられます。
なかなか子どもの預け先が見つからない状況ですが、
1か所に頼らず、複数の預け先を用意して、
なんとか乗り切っている家庭も多いです。
また、子どもの預け先確保が難しく
日曜・祝日休みの仕事に転職する女性も多いのが現状です。