仕事中、周囲の人たちはいろんな業務にあたっているのに、
自分だけ暇でぼんやりしていると、
役不足だと言われているような気がして、
なんだかみじめに感じてしまうことがあります。
実際に、役立たずだと思われているわけではなく、
周囲も余裕がなくて仕事をふることもできない、
といったこともあるでしょう。
自分だけ暇でみじめだと感じているなら、
まずは「何かお手伝いできることはありませんか？」と
周囲に聞いてみることから始めましょう。
聞かれないから暇だと思われていなかったり、
手伝ってほしいけど言い出しにくかったり、
仕事をふってもらえない理由はさまざまです。
まず自分から「仕事がほしいです」と宣言することで、
お願いする方も「あの人暇かな？」と探りを入れる必要がなくなりますし、
あなたもやることができて、スムーズに事が運びます。
もし、周囲に余裕がないだけならば、
何かしら手伝えることを提案してくれるでしょう。
あなたが現実的に役不足なのだとしたら、
何も役割を与えられないこともあるかもしれません。
しかし、採用されてその場にいる以上、
そんなことはごく稀なはずです。
与えられる仕事がないなら、
仕事を与えてもらえるように成長するための
チャンスととらえましょう。
どんどん仕事をもらっている人との違いを考えたり、
どう動くべきか検討したり、できることは
何かしらあるはずです。
そこで今回は、
仕事を与えられない時のストレス・退屈・虚しさを解消するコツと
仕事が暇すぎる時の【ストレス解消×職場で喜ばれること】を
『オフィス業務』と『接客業』に分けて解説していきます。
仕事を与えられない…ストレス・退屈・虚しさを解消するには、自分で仕事を作る！
仕事に来ているのにする仕事がないと、
サボっているみたいで申し訳ないですし、
なんだか虚しくなってしまうのも当然です。
そんなときは、『自分の仕事』を自分で作りましょう。
とはいえ、勝手に動くのは良いことではありません。
余計に周囲の迷惑になってしまう可能性もあります。
このような時は、
業務に直接関係はないものの、
労働環境を改善できることを行いましょう。
たとえば、『掃除や整理整頓』です。
会社によっては、清掃の専門業者が
入っているところもあるかとは思いますが、
室内の細かなところまでは手をつけないことが多いでしょう。
部屋の隅やデスクの上にホコリが溜まっているなど、
なかなか人の手が回らない場所を、さっと掃除します。
乱雑に置かれているファイル棚の整理もアリです。
ただし、棚の配置を大きく変えるのは、
混乱の原因になるので注意です。
あなたが周りを見渡して、
気になるな、というところに
少し手を加えてみてはどうでしょうか。
もし、そんな動きをすることすら
迷惑で許されない環境だとしたら、
転職を検討してみるのも良いでしょう。
ただし、当然のことながら、
転職活動は業務外の時間で行いましょう。
仕事が暇すぎる時の【ストレス解消×職場で喜ばれること】オフィス・接客業
最近では「職場がホワイトすぎて仕事を辞める」という人もいますよね。
働くために仕事をするのだから忙しすぎるのも嫌だけど、
暇すぎるよりは何かしら役に立ちたい。
働き者の日本人らしい考え方です。
新卒や20～30代の若者の中には、
「実力を試したい、能力を伸ばしたい」
という意欲を持って入社したのに、
やることがなくてガッカリする人も多いようです。
職場ですることがなくて暇な時に
ストレスを発散できて、なおかつ、
職場で喜ばれることはないのでしょうか。
こんなときにおすすめなのは、
仕事に役立つ『スキルや技術の勉強』です。
オフィス職 仕事が暇すぎる時の【ストレス解消×職場で喜ばれること】
オフィス職であれば、パソコンは
どの職種でも使いますよね。
ExcelやWordは使いこなしていますか？
基礎はマスターしているのであれば、
関数やマクロやピポットテーブルなど
一歩踏み込んで勉強してみると面白いですよ。
もし、ブラインドタッチなど
パソコンの基本操作が習得できていないなら
キーボードで練習してみましょう。
仕事の資料をデスクに置いておくと、
何やら頑張っている感まで醸し出せます。笑
飲食店・サービス業 接客の仕事が暇な時にできること
飲食店や販売など、人前で
接客をするサービス業で暇な場合は、
表立って勉強するのは難しいですよね。
接客業で仕事が暇な時にできる
ストレス解消×職場で喜ばれることとしては、
「メモ帳」を使ったスキルアップがおすすめです。
メモ帳とペンを常にポケットに入れておきましょう。
先輩から教わった仕事のやり方や
新商品や季節のレシピなど
覚えておきたいことを「メモ帳」に書いていきます。
お客様の前に出る接客や飲食の仕事でも
メモ帳ならば出しても問題ありませんし、
むしろ、仕事に真剣な姿は好印象です。
仕事が暇な時に、このメモ帳を開きましょう。
メモ帳を見ながら復習や暗記をしたり、
大事な点を思い出して振り返ることで、
仕事の能力や効率が上がります。
勤務歴の長い人は、業務フローの見直しや改善点の発見
では、新人ではなく、長く勤めている人は、
仕事が暇な時に何ができるでしょう。
勤務歴の長い人であれば、
業務フローの見直しや職場で改善できることがないか
探してみるのはどうでしょう。
たとえば、業務内容の中でも、
バイトがよく間違って怒られていることや
お客様からのクレームが多い場面、
ケアレスミスで迷惑の掛かりやすい業務はありませんか。
「バイトの性格や向き不向きではなく、
業務フロー自体に問題があるのではないか？」と
あなたが視点を変えるだけでも、改善点が見えてきます。
毎回、口頭で繰り返し伝えていることがあるなら、
文字に起こせば『マニュアル化』できます。
大事なことは、メンバーがいつでも
見られるように掲示しておけば、
言った言わないの無駄なやり取りを減らせます。
このような業務改善であれば、
お客様の前に立つ接客中だからこそ
ヒントや改善点を見つけやすくなりますし、
仕事がスムーズに運ぶようになることで
職場の人にも喜ばれます。
このような業務改善は、ひまなとき
職場全体の雰囲気を良くすることに一役買うことになるでしょう。
暇だからといって、
ぼーっとしたり、うつむいていたりしても、
みじめになるだけですし、場の空気も悪くなるだけです。
積極的にアプローチすることで、
職場に少しでも貢献できるといいですね。
まとめ
仕事に出てきているのに暇だと、
憂鬱な気持ちになったり、ストレスがたまったりしがちです。
仕事が暇でみじめなときは、自ら仕事を見つけることが大切です。
周囲にお手伝いできることはないか声をかけてみましょう。
自発的に清掃や整理整頓を行うなど、環境改善に貢献する方法もあります。
オフィスならパソコンスキルの向上を、
接客業ならメモ帳を使ってスキルアップすることもできます。
長く勤めている人であれば、
業務フローの見直しや改善点の発見も重要です。
自ら動くことで仕事への貢献が認められ、
職場全体に良い影響を与えることができるでしょう。
なんらかの形で職場に貢献しようとしている姿は
きっと誰かが見てくれているはずですよ。
