仕事の資料やプレゼンなどで気になる点を指摘したくても、
「それは変じゃない?」「おかしくない?」とは
言えないですよね。
学校のレポート発表でも、
「おかしな点がありましたらご指摘ください」
と言っていいものか迷いませんか。
一体、どんな風に言い換えするのがよいでしょうか。
実は、「変」や「おかしい」は、
違和感・奇妙な・風変わりな・不合理など、
さまざまに言い換えられます。
ここでは、変・おかしい・おかしい点といった言葉を
ビジネスシーンや論文でどのように言い換えたらよいのか、
例文を交えて説明します。
「変」「おかしい」の言い換えで困っている人は参考にしてみてください。
変・おかしい【言い換えと例文】ビジネス・敬語・レポート
「変ですよね?」「おかしいですよね?」というのは、
日常や話し言葉で使うカジュアルな言い方です。
「変だよね?」「おかしいよね?」というよりは、
「です」がついているので、丁寧な感じがしますが、
まだまだカジュアルさがあります。
「変」や「おかしい」は、
ビジネスではどんな言い換えをしたらよいでしょうか?
「変」や「おかしい」を簡潔に言い換えるなら、
という言い方がスマートです。
「変」「おかしい」の言葉は、
と言い換えられる場合もあります。
「変」「おかしい」という言葉を使うときよりも、
言い換えた方がより意味が伝わりやすいでしょう。
また、「変」「おかしい」の言葉だけでは、
指摘された方も理由がよくわからないですよね。
例えば、商品パッケージの色のことで、
「それは変ですよね」と言われるより、
「色が奇妙ですよね」と指摘すれば、
商品のイメージに色が合ってないと思っていることが伝わります。
「この色は適切ではないよね」と言われたら、
商品にその色を使うのは適していないと思っていることが
伝わってきますよね。
「変」「おかしい」は、
気軽に使いやすい言葉ですが、
指摘された側にとっては否定されたことしか伝わりません。
指摘する側は、「変」「おかしい」といった
稚拙な言葉で表現するのではなく、
どこかどうおかしいのか、何を求めているのか
具体的に指摘することで、否定する理由と改善点をセットで伝えると良いでしょう。
おかしな点・それはおかしい【言い換えと例文】ビジネス・敬語・レポート
レポートを学校の先生や職場の上司に見せるとき、
「おかしな点をご指摘ください」と言いたくなりますが、
「おかしな点」とは、どう言い換えたらよいのでしょうか?
「おかしな点」は、思わず笑ってしまう点ではないですよね。
おかしな点・それはおかしいの言い換えとしては、
「間違っている点」「お気づきの点」があります。
と言い換えると、印象が違ってきますね。
「それはおかしい」と指摘するときも、
ビジネスシーンでは言い換えをしましょう。
と言うと、少しやわらかいニュアンスになるのではないでしょうか。
「それは適切ではないよね」と言われたら、
間違っていることが伝わります。
「おかしい」だけでは、
伝わらないことがあります。
間違ってはいないけれどベストではないのか、
まったく的はずれなのか、合わせて伝えましょう。
問題点を指摘された側は、
「どのように改善すればいいか」を知りたいと考えます。
ただ問題点を伝えるだけでなく、
具体的にどう変えたら良いかアドバイスをしたり
どういった方向性があるか一緒に考えるのも良いですね。
まとめ
「変」「おかしい」という言葉はよく使われますが、
ビジネスシーンでそのまま使ったら、
それこそ変でおかしいです。
「変」「おかしい」は、
「奇妙・違和感」と言い換えできます。
「間違っている・正確ではない」とも言い換え可能です。
また、ただ「変」「おかしい」と指摘するだけでなく、
具体的に何を求めているのか、
アドバイスや改善点をセットで伝えることも大切です。