保育園お迎え間に合わない【3つの対処法】転職は無理ファミサポは?

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フルタイム勤務で、定時は18時や18時半。そこから保育園に急いでも、閉園時間ギリギリで冷や汗…。

延長保育の最後、うちの子だけがぽつんと残っている姿に胸が痛む。

そんな日々が続くと、親としても本当に心がしんどいですよね。

 

結論から言うと、保育園のお迎え問題には、

「職場での働き方」
「家庭外のサポート」
「働き方そのものの見直し」

という3つの視点からの対策が必要です。

 

保育園のお迎え問題を根本から見直すには、「どうやって早く帰るか」だけでは不十分です。

働き方やサポート体制そのものに目を向け、少しずつでも現実的な改善策を講じていくことが必要です。具体的な対策を見ていきましょう。

 

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保育園のお迎え、残業が多くて間に合わない

 

認可保育園の閉園時間は地域にもよりますが、19時から20時頃が一般的です。

とはいえ、定時が18時を過ぎる職場では、そこから片付けや急な業務対応があるとお迎えに間に合いません。

「たまに遅れる」程度なら電話一本で済むかもしれませんが、頻繁に遅れる場合は保育園側から改善を求められることもあります。

 

とはいえ、多くの保護者が、

  • 実家が遠方で頼れない
  • 残業やサービス残業が当たり前の職場
  • 配偶者も帰宅が遅い、または単身赴任中

といった事情を抱えており、「仕方なく間に合わない」ケースがほとんどです。

ワンオペ育児に加え、職場でも保育園でも肩身が狭く感じてしまう。
そんな悪循環に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

さらに、子どもが小学校に進学すれば、「学童保育のお迎え時間は18時まで」など、ハードルはさらに上がります。(小1の壁

では、どうすればこの状況を打開できるのでしょうか。

 

保育園お迎え対策1:仕事のスリム化・共有化で残業を減らす

まず試したいのが、職場での業務改善による定時退社の実現です。

残業が発生する主な原因は以下のようなものです。

  • 人手不足
  • 業務量が多い
  • 労働生産性の低さ
  • 突発的な業務の発生

この中には、自分の働き方やチーム体制を見直せば改善できる要素もあります。

 

業務の共有・マニュアル化が鍵

筆者が過去に勤めた会社では、担当業務が属人化していたため、誰かが休むと仕事が回らず困っていました。

そこで、同僚と業務を共有し、どちらでも対応できるようにマニュアルを整備したのです。上司にも働きかけ、全体の業務フローを見直したところ、残業は大幅に減り、定時退社が当たり前になりました。

「仕事を共有する」という考えは、職場の風通しやチームワークの向上にもつながります。

もちろん、現状すでに仕事がいっぱいいっぱい、疲れ切っている状態の場合は、この改善に取り組むのは難しいかもしれません。

しかし、長期的には必ずプラスになる対処法です。

 

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保育園お迎え対策2:ファミサポや送迎サービスの活用

次に考えたいのが、「親以外の第三者にお迎えを任せる」こと。

実家や配偶者が頼れない場合でも、地域のファミリーサポートセンター(ファミサポ)を利用する方法があります。

 

ファミサポをうまく使うコツ

ファミサポでは、地域のサポーターさんが保育園までお迎えに行き、保護者が帰宅するまで子どもを自宅や自分の家で預かってくれます。

ただし、利用には次のような注意点があります。

  • 突発的な残業や体調不良には対応しにくい
  • 地域によってサポーターの数や対応可能時間が限られる

そのため、「毎週金曜日だけ」「月末だけ」など、定期的にお願いする形が向いています。

 

習い事の送迎と組み合わせる

最近では、英会話やスイミングスクール、サッカーなど、送迎付きの習い事を提供する施設も増えています。

たとえば、ファミサポで保育園から直接習い事へ送り届けてもらい、親がそのお迎えに行くという形です。

小学校入学後の「学童18時終了問題」への対策にもなるので、早めの情報収集がカギです。

 

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保育園お迎え対策3:自宅でできる仕事に切り替える

3つ目の方法は、現実的に「時間的余裕がまったくない」方に向けた選択肢です。

それは、自宅でできる働き方に切り替えること。

  • 共働きでも双方の退勤が遅い
  • 転職しても業界全体で残業体質は変わらない
  • 妊娠中や育休中で転職が現実的でない
  • 小学生以降の生活に不安がある

こうした状況では、会社員を続けることで生活がさらに破綻するリスクもあります。

 

もちろん、誰でもすぐに在宅ワークや自営業に切り替えられるわけではありません。ですが、「今のままではどうにもならない」方にとっては、現実的な選択肢のひとつになるのではないでしょうか。

 

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「育児と仕事を両立しやすい職場」への転職が、現実的ではない理由

多くの人が「もっと育児と両立しやすい職場に転職したい」と考えます。

けれど実際には、

  • 特別な資格やスキルがない
  • 子どもが小さく体調不良で休みがち
  • 転職活動そのものが物理的に難しい

といった理由から、転職に踏み切れないことが多いです。

そもそも、子育てに理解のある職場は、人が辞めないので滅多に募集も出てこないない…。

 

筆者も、理想的な職場を求めて何度も転職を繰り返しましたが、結局は「残業前提」「育児への理解ゼロ」な職場ばかり。

資格も経験もない自分には、選択肢が限られていました。

 

働く場所やスタイルを自分で選べる仕事は、そう簡単ではないけれど…

 

今では、ユーチューバーインスタグラマーなど、働く場所やスタイルを「自分で選べる」仕事が増えてきましたよね。

こうした仕事は、時間や場所に縛られない自由さが魅力です。

 

でも、見た目ほど華やかではありませんし、誰でも簡単に稼げる世界ではないのが現実です。

地道な努力や勉強が求められますし、頑張っても報われない人もたくさんいます。中には、甘い言葉につられて始めたものの、怪しい教材やサービスに高額な費用を吸い取られてしまう人も…。

 

それでも、自分に合った働き方を見つけたいという思いは、多くの人が共通して持っているものです。

「今の自分にできること」や「心惹かれること」を一つずつ試してみることが、理想に近づく第一歩になります。

 

まとめ

保育園のお迎え問題は、働き方や家族の事情など複数の要因が絡む、決して一言では片づけられない悩みです。

単なる「時間のやりくり」では済みません。
制度の限界と向き合いながら、現実的な対策を積み重ねていくしかないのが現状です。

定時退社の工夫、外部サポートの活用、自宅での働き方への切り替えなど、自分や家族に合った対策を探ることが大切です。

理想通りにはいかなくても、「何かを変える努力」はきっと前に進む力になります。無理をしすぎず、少しずつでも、暮らしやすい道を見つけていきましょう。

 

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