子供を保育園に預けるために記入する書類の中にある「保育を必要とする理由」にはどのようなことを書いたら良いでしょう。
まず、記入スペースの大きさに合わせた例文を紹介します。
【記入スペースがせまい場合の例文】
「父母共に働いており、日中子供を見られないため」
「通勤途中で送迎しやすく、急きょ残業が入った場合でもお迎え時間に間に合うため」
【記入スペースが広い場合の例文】
「夫のみの給与で生活するのは厳しく、夫婦共働きで収入を得る必要があります。また、周囲に祖父母などもおらず日中に子供の世話をしてくれる人もいません。共働きを続けるためにも保育園への入園を希望いたします。よろしくお願いいたします。」
今回は、「保育を必要とする理由」の書き方について、就労状況や家庭環境に応じて4つの例文をご紹介します。
【4パターン】保育を必要とする理由「共働き」の例文
保育を必要とする理由を記入する欄は、自治体によって文章で記入するのか、該当項目にチェックをするのかが異なります。
以下、就労状況や家庭の事情に合わせた例文をご紹介します。
【共働きの場合の例文:正社員共働き】
「父母ともに平日はフルタイム勤務をしており、日中の保育が困難なため、保育を必要としています。」
【共働きの場合の例文:シフト勤務】
「父母ともに交替制勤務の仕事をしており、不定期な勤務時間のため家庭での保育が難しく、保育を必要としています。」
【共働きの場合の例文:育休明け・復職予定】
「現在育児休業中ですが、○月○日より職場復帰を予定しており、就労のため日中の保育が必要となります。」
【共働きの場合の例文:自営業やフリーランスの場合】
「父は会社勤務、母は自営業(在宅ワーク)で働いており、業務中は子どもを十分に保育することができないため、保育を必要としています。」
文章で理由を記入する場合は、シンプルにわかりやすく書くことが大切です。
自宅から近い保育園に入園したいなど、具体的な希望をシンプルな文章にまとめましょう。
文章を書くのが苦手な方は、これを機に、ChatGPTなどの生成AIを試してみるのも良いですね。(スマホでも使えますよ。)
また、記入スペースによっても書く文章量が変わってきますよね。
自治体によって記入方法も異なってくるので、例文を参考に、家庭や仕事の状況に合わせて書き換えてみましょう。
保育園点数上げ方3つのポイント!自治体に直接確認するのが1番確実
保活を制するためには、保育園点数が大きく関係してきます。
保育園点数とは、保育が必要かどうかを点数化したものです。
この点数が加点や減点されることによって保育園に入園できるかが決まってくるため、保育園点数の上げ方なども事前にチェックしておきましょう。
保育園点数の上げ方のポイントをいくつかご紹介します。
就業方法や就業日数、就業時間を見直す
保育園点数は、働いていない人よりも働いている人の方が点数は高くなります。
また就業日数や就業時間を増やすことで点数はさらに高くなるのです。
認可外保育施設などを利用する
自治体によっては認可外保育施設や一時保育施設などに子供を預けることで保育点数を加点することができます。
ベビーシッターを利用する
認可外保育施設以外にもベビーシッターを利用しても加点の対象となる場合があるので自治体に確認してみましょう。
保育園点数を上げるポイントは様々ですが、自治体によって内容も異なるためお住いの自治体に確認するのが最も確実ですので、市役所などで確認してみてくださいね。
親の体調不良や私用で、保育園に子供を預けられるか?も読まれています。

【体験談】フルタイム共働きで保育園落ちたらどうなる?ネットの声
共働き世帯であっても保活激戦区であれば、保育園に落ちてしまうことも考えられます。
しかし、落ちてしまったからと言って何もしないわけにはいきませんよね。
そんな時は、会社に育休期間を延ばしてもらったり、認可外施設を探したりするなど他の方法を探してみましょう。
ネットでは、保育園点数が高くても激戦区のため落ちてしまったという方もいました。
保育園に落ちてしまった多くの方は、やはり認可外保育施設に入れるという選択を取る方が多いようです。
それ以外にも育休期間を延ばしたことで子供の成長をゆっくりと見守ることができたという声もあり、悪いことばかりではありません。
私の住んでいる地域も保活激戦区です。
わが家の点数では入園は厳しいかもと言われ、諦めて思いきって育休を延ばすことにしました。
今では、育休を延長していてよかったと思えるほど子供との時間を大切に過ごすことができました。
子供の成長はあっという間です。力みすぎず、保育園に落ちてしまった時は認可外保育施設や育休延長、幼稚園などの選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
共働き世帯にとって、保活は重要任務です。
入所申請書の保育を必要とする理由を記入するのにも神経を使いますよね。
そんな時は例文などを参考にしながら、シンプルでわかりやすい文章を心掛けると良いでしょう。
また、保育点数の上げ方なども自治体に確認して保育園に入園しやすくすることも可能です。
認可外保育施設や育休延長などを利用して保育園に入園できるのを待ってみるのもひとつの手かもしれません。