新年度できればやりたくないのに
やらなきゃいけないものの一つが、
新役員の挨拶(自己紹介やスピーチ)でしょう。
特にPTAや自治会は、
立候補でなくても交代に回ってくるような役員もあり、
新年度の一発目の会合などでは、
必ずといっていいほど挨拶があります。
私自身ここ数年いろいろな役員にあたったりして、
挨拶の機会がありましたが、
自分の親世代の時よりは簡素化してきているように思います。
とはいえ、人前では発言しなければならないのは、
緊張しますよね。
また、普段仕事で忙しい人や
本当は役員をやりたくなかったでしたら、
この新役員挨拶でうまく自己紹介することで、
今後の活動がしやすくなります。
そこで、今回は新役員の挨拶例文やスピーチについて、
具体的に紹介していこうと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
PTA・自治会【新役員の挨拶】一言で済ませる簡単挨拶・自己紹介の例4選
先ほどもお話したとおり、
新役員挨拶はかなりシンプルなものになってきていると思います。
例えば、PTAの新役員挨拶であれば、
「新役員に選ばれました〇〇です。
〇年〇組に子どもがいます。
よろしくお願いします。」
町内会や自治会の新役員挨拶であれば、
「〇班班長になりました〇〇です。
よろしくお願いします。」
といった具合で簡単に済ませても問題ないでしょう。
【忙しい人向け】PTA・自治会の新役員自己紹介で、断りを入れる!
また、忙しい人であれば、この挨拶のところで
先制して、一言添えておくと効果的です。
「よろしくお願いします」の前に、
「フルタイムで仕事をしており、休日が土日しかありません。
会議にも不参加の時があるかもしれませんが、
お手伝いできる範囲で務めさせていただこうと思っています。」
とか、
「親の介護があり、留守も多いです。
ご迷惑をおかけする場面もあるかと思いますが、
できる限りのことはしようと思っています。」
と付け加えておくのです。
はっきり言って、言ったもん勝ちという側面もありますので、
活動スタートより前に一言言っておくとよいでしょう。
また、これ以外にも活動前に伝えておきたいことがある場合にも、
自己紹介の挨拶で付け加えておくことをおすすめしますよ。
PTA・自治会【会長・新役員の挨拶】スピーチ例文。総会や顔合わせでそのまま使える
総会での大勢の前でのスピーチとなると、
自己紹介よりもボリュームが増えますよね。
ただ、総会でスピーチまでするのは、
私の経験上、会長ぐらいではないのかと思います。
いちいち一般役員まで挨拶していたら、
いつまでも会が終わりません。
ただし、旧来通り長々と会をやりたいところもあるでしょう。
そんな時には、当たり障りないシンプルで短いスピーチをすると良いです。
「今年度、〇〇役員を任されました〇〇です。
初めてこのような大役を任され、不慣れなことも多く、
様々ご迷惑をおかけするかと思いますが、
他の役員の皆さんと協力して活動していければと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。」
PTAの新旧役員の引き継ぎの場や内々の顔合わせであれば、
子どもの名前や組も伝えた方が良いかと思いますが、
保護者が多く集まる総会のような大きな会で、
わざわざ組や名前まで伝える必要はないと思います。
PTA・保護者会の総会での会長挨拶の例文・服装は、こちらを参考にしてください。
また、町内会や自治会の代表として総会に出る場合にも、
どこの所属なのかを伝える程度にしておき、
細かい個人情報を出す必要はないです。
活動していく中で話が出てくれば、
いろいろと細かい自分の情報を出していくのも良いかと思いますが、
個人情報についてとやかく言われるこの時代に、
不特定多数がいるような会の場では、
当たり障りない程度の個人情報以外は出さないのが安全です。
やる気があって役員になった人であれば、
他にも「こんなことがしたい!」「あれを改革したい!」
などといった抱負を述べるのもアリですが、
なし崩しに選ばれてしまった人なら、
先ほどの例文そのまま話すぐらいで問題なしですよ!
まとめ
今回は新役員挨拶についてお話しました。
ここまで読んでくださった方ならわかるかと思いますが、
私個人は長々とした自己紹介はあまり好きではありません。
それぞれの団体にはそれぞれの課題があります。
だらだらと自己紹介しているより、
さっさと課題に対する議論を進める方が、
各々の考え方や性格に触れられるような気がします。
もし、今年役員にあたってしまったという人は、
ご紹介した例文を使って、
サクッと乗り切ってくださいね。