新年度を迎える4月には、
さまざまなところで挨拶をする機会が増えます。
何か気の利いた挨拶を、と誰しも思うものですが、
急にそんな気の利いた言葉は出てきません。
ですから、事前にちょっとした雛形をいくつか、
自分の中に持っておくと良いでしょう。
そこで今回は、新年度の4月に使える、
ちょっとした挨拶例文を、
メールやスピーチなど場合に分けてご紹介します。
【職場・上司】新年度の挨拶 カジュアルな例文。メールやLINEでこのまま使える!
新年度の挨拶に限らず、
メールやLINEでメッセージを送る際には、
ごちゃごちゃと書き連ねず、シンプルに送ることがポイントになります。
書きすぎないようにシンプルにまとめるのは、
ある意味色々と書き連ねるより難しいことですよね。
ですから、ある程度のポイントを踏まえた上で、
書き始めるのが良いでしょう。
以下は、職場で使える新年度挨拶メールの例です。
「〇〇さん
新年度を迎え、お忙しくされているのではないでしょうか?
昨年度は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年度も〇〇さんと一緒に働けることがとても嬉しいです。
前年度より売り上げを◯%あげることを目標に、
日々邁進してまいりますので、
ご指導のほど、よろしくお願いします。」
このように、昨年度のお礼と
新年度の抱負を盛り込むのが大切でしょう。
メールであれば、「陽春の候」といった
時節の挨拶を入れることもありますが、
形式ばったメール文は長くなりがちです。
取引先ならばしっかりとした挨拶文が必要かと思いますが、
職場でお付き合いがある人であれば、
これぐらいカジュアルで構わないのかと思います。
ただし、ある程度の重役にはアウトですので、
相手をしっかり見極めましょう。
今回ご紹介した新年度挨拶の例文は、
あくまで身近な上司や先輩、同僚に限ったものです。
会社の新年度挨拶スピーチ例文【抱負や目標の例】口頭や電話で使える簡単な一言挨拶
新年度となると、部署内のミーティングなどで
新年度の抱負や目標を発表するスピーチなんかもありますよね。
メールやLINEは送る前に推敲ができますが、
スピーチは一度話し出したら止めるわけにはいきませんし、
修正もできません。
あまり話すのが得意ではないというのなら、
余計に準備が必要になるでしょう。
抱負や目標は、なるべく数字を使い
具体的に表現すると良いです。
例えば、一般的な会社であれば、
「〇〇の数字をあげたい。」
「プロジェクトが成功するよう、〜の点を磨きたい。」
といったスピーチができますし、
サービス業や販売業であれば、
「〜のようなお客様を惹きつけたい」
「品出しを今より◯分早くしたい」
なども良いでしょう。
新年度の抱負も、ただ
「新しい年度も精一杯努力します。」と言うよりも、
「前年比105%を目標に、
自分の限界を超えていけるよう努力します。」
と伝える方が、具体的な見通しを持って働いているように感じませんか?
以上のコツを踏まえて、
職場で使える新年度挨拶スピーチの例文を挙げてみます。
「〇〇部の田中です。
昨年度は皆様から多くを学ばせていただき、
実りある一年を過ごすことができました。
ありがとうございました。
しかし、それでも目標とした数値には到達できず、
悔しい気持ちも残っております。
今年こそ、前年比110%の目標を達成できるよう、
より一層の努力をしてまいります。
みなさま、引き続きご指導ご鞭撻のほど、
よろしくお願いいたします。」
こういった感じでいかがでしょうか?
新年度のスピーチには、
- 前年度お世話になったお礼
- 前年度の目標は達成できたか
- そして、今年度はどうしていきたいのか
3点を含めると良いですね。
これらをこしょこしょ小声で話したり、
また淡々と話したりするのではなく、
自信を持って発表することも大切です。
多少言葉を間違うことは構わないので、
気持ちがしっかり伝わるよう、
思いを込めて話すようにしましょう。
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まとめ
今回は、新年度の挨拶についてお話しました。
読んでもらえる、聞いてもらえる挨拶をするためには、
ある程度自分の言葉で伝えることが重要です。
ビジネスマナーももちろん大切ですが、
マナーにとらわれすぎると、
面白みのない言葉しか出てきにくくなってしまいます。
今回ご紹介したポイントも踏まえつつ、
ぜひあなたらしい挨拶を考えてみてくださいね。